六勝寺の覚え方

六勝寺(ろくしょうじ)とは、平安時代の院政期に仏教を厚く信仰する天皇らによって京都白河の地に造営された「法勝寺」「尊勝寺」「最勝寺」「円勝寺」「成勝寺」「延勝寺」の6つの御願寺のことです。

六勝寺

六勝寺の覚え方のコツですが「名前」と「情報」と一緒に「絵」も合わせて覚えてください。

「絵」があるだけで大分覚えやすくなっているはずです。

最後に覚え方の語呂合わせも紹介します。

法勝寺(ほっしょうじ)

法勝寺

法勝寺は1077年に白河天皇が創建した御願寺で、六勝寺の一つです。

法という字が使われているので、この絵は法律をイメージしています。法律事務所って罪の重さを量る天秤みたいな置物があるじゃないですか?この絵も天秤を取り入れています。

白河天皇

ちなみに白河天皇は第72代天皇(在位:1072年 - 1086年)で、1086年から堀河天皇を即位させて上皇となり、本格的な院政を最初に始めた人です。

尊勝寺(そんしょうじ)

尊勝寺

尊勝寺は堀河天皇が1022年に建てた御願寺で、六勝寺の一つです。

この絵は堀河天皇を「尊」敬している感じを絵にしてみました。

ちなみに堀河天皇

堀河天皇

は第73代天皇(在位:1086年 - 1107年)で、善政を行い「末代の賢王」と呼ばれました。

最勝寺(さいしょうじ)

最勝寺

最勝寺は1118年に鳥羽天皇が建てた御願寺で、六勝寺の一つです。

「最も勝つ」という名前のお寺なので、めっちゃ勝ってる感じを絵にしました。鳥の絵は鳥羽天皇を意識しています。

ちなみに鳥羽天皇

鳥羽天皇

は第74代天皇(在位:1107年 - 1123年)です。

円勝寺(えんしょうじ)

円勝寺

円勝寺は(鳥羽天皇の)皇后が1128年に建てた御願寺で六勝寺の一つです。

絵は円を意識しています。

六勝寺の中で唯一天応では無く皇后が建てた御願寺なので、比較的入試問題で問われやすいです。

成勝寺(じょうしょうじ)

成勝寺

成勝寺は崇徳天皇が1139年に建てた御願寺で六勝寺の一つです。

絵は崇徳天皇を意識しています。また「じょうしょう」という名前なので「常勝」を意識して、めっちゃ強そうにしてみました。

ちなみに崇徳天皇

崇徳天皇

は第75代天皇(在位:1123年 - 1141年)で、上皇になった後、1156年に保元の乱で後白河天皇に敗れました。

延勝寺(えんしょうじ)

延勝寺

延勝寺は近衛天皇が1149年に建てた御願寺で六勝寺の一つです。

なぜこの絵なのかというと、延(の)びる、という漢字が使われているので、のびる=長い=ヘビ、ということでヘビのお寺です。

以上、全ての六勝寺を紹介しました。

最後に語呂合わせもお教えします。

六勝寺は全部「〇勝寺」という名前なので、一番最初の漢字だけ覚えれば良いことになります。

「前に『儲かる話があって親に100万円借りた』って言ってたじゃん?あれ、どうなった?結果を親に報告した?」
「ほう?損さ!言えんじょ!うえーん(泣き)」。

「ほう?そんさ!言えんじょ!うえーん」

「法?尊最円成延」

「法尊最円成延」

というわけで、これで六勝寺の最初の漢字を全て覚えられます。あとは後に続く「勝寺」の部分もきちんと覚えてください。